ツアー

アクサレディスゴルフ 振り返り

今年初の2日間、36ホールの短縮競技になりました

そんな中で2勝目をあげた西郷真央プロ、優勝おめでとうございます🎊

「女王」のゴルフ という感じで、普通に淡々とプレーしていたら周りの皆んながミスしてくれて勝ったという感じですね

この勝利で勝ち方を分かってしまったかもしれません

やはり今年は西郷プロから目が離せませんね!

ところで先週は、週間天気予報で天候が悪いとの情報が出ていました

特に2日目が厳しいと初日からある程度分かっていた試合

1stラウンドがすごく大事になる、短期決戦になる可能性が

また、練習ラウンドからコースの状況を考えるとスコアが出ると予想されていたとのこと

そうなると練習ラウンドのときに、正規の54ホールの優勝スコア、カットラインだけでなく、36ホールになってしまったときの優勝スコア、18ホールでのカットラインもしくは45ホールや27ホールでの短期決戦を予想できていたのかが大事だった

調子が良い選手はどのような状況になっても対応可能かと思うが、調子を落としている選手、自分自身に少し不安のある選手はスコアを出さないと思う心理状態での1stラウンドは難しかったでは?

ただその中で自分自身の目標を決めてプレーできていれば、その試合では結果が出ていなくても翌試合以降に良い影響を与えるのではないでしょうか!

プロは「成績」という結果が全てかもしれないが、自分自身の長期目線の成長は「目標」に対して、小さい結果をどう評価して次に繋げていけるかがカギになってくる

自分自身の調子や不測の事態にどう対応して、どうゴール設定をするのか?

もしくはゴール設定から色々な事態を予想し、対応策を考えていたのか?

優勝した西郷プロは昨年までと違い、トップにたっても淡々と自分のプレーをしていたように思えました

一方で他の選手は、スコアボードを見ていなかったかもしれないが、「自分自身」ではなく、「他のもの」に影響を受けてしまい、「させられた」、「してしまった」、ように見えてしまいました

長年この世界にいると思うことがあります

自分から動いて勝てるのは圧倒的な実力がある者のみ

強いと思われている選手でも結局は周りのミスに助けられている

面白くないかもしれないが、勝負事は自分から仕掛けず、初めに決めたプランを淡々としているほうが結局は良い結果になっているのではないのか⁉︎

今回の西郷プロのプレーを観て、あらためて思いました

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。