いよいよ国内ツアーが始まります。女子ゴルフツアーの開幕です。今年もコースをいつもと同じように見ていきたいと思います。それでは今年の琉球ゴルフ倶楽部を覗いてみましょう!
No.9 380ヤード PAR4
このホールはグリーンが改造されてから何年か経っています。改造後の初年度はグリーンの状態が落ち着かず、他のホールとの違いが出るので警戒しながら攻めていました。そのため多少の思いがけないことがあっても仕方がないと思えていました。
しかし、今年はもう何年も経っているので、グリーンの状態が他のホールとそれほど変わらない状態、少しは落ち着いた状態になっているだろうと練習ラウンドをしていましたが、グリーンにキャリーしたボールを見た瞬間、“?”という感じになりました。このグリーンだけ別物です!
いくらショットの調子が良くても徹底してグリーン手前から攻めないといけないと。このホールだけは“別コース”という考えでプレーすることが必要になりそうですよ!
No.16 210(195、150)ヤード PAR3
1番後ろのティーを使用しなくても、沖縄特有の強風が吹いたらかなり難しくなるホールです。特にグリーン右手前に外してしまった場合は寄せるのが難しいアプローチが残ります。どのホールでもそうですが、ティーショットでグリーンを捕らえらるかがカギになります。
難しいホールということで、このホールでは待たされることが多く、そのときの時間の使い方も大事になってくるかもしれません。
オフにトレーニングを積んできた選手たちは終盤の大事なホールをどう攻略するのでしょうか?ショットのクオリティーが出るPAR3ですから、今年の選手の調子を見るのに良いホールかもしれませんね!
No.18 495ヤード PAR5
2オンも狙え、多くの選手にイーグルの可能性があるホールです。
ティーショットでは風向きにもよりますが、飛距離がでる選手であればバンカー越えをを狙います。
飛距離がでない選手やアゲンストが強い場合はターゲットが狭くなり、バンカー左のフェアウェイ狙いになるでしょう。
2打目はグリーンに届くなら狙わないわけがありません。しかし、グリーン手前の左右にはバンカーが待ちかまえています。
もし入ってしまうと、右バンカーは中途半端な距離が残り、左バンカーは垂直になっているアゴの近くへ行く可能性が。
それらに捕まってしまうと難しいバンカーショットが残ってしまいます。しかしイーグルを狙う選手たちにとってはそれも承知の上。パーでは上がれるということでガンガン攻めてくるでしょう。
今年の琉球ゴルフ倶楽部は芝がしっかりしている印象があります。芝がしっかりしているので浮いてくれたりすることもありますが、スッポリとハマってしまうこともありそうです。ライのジャッジが大切になりますね!
今年は昨年より多い1日あたり上限3,000人の有観客で開催されます。
まだ制限がありますが、今後の大会も有観客での開催がということで少しずつ以前のように戻ってきています。
あとはファンの皆さんの歓声を普通に聞けたら戻ったと言えるのでしょうか?スポーツにはファンの皆さんの“声”が何よりも力になるのですから。
オフにしてきたトレーニングの成果を出し、ファンの人たちを唸らせるプレーに期待です❗️