プライベート

土佐・阿波路〜其の弐〜

日本で、特に男子に人気のある歴史上の好きな偉人は?
に必ず出てくるのが?

坂本龍馬
では、ないでしょうか?
坂本龍馬は土佐藩郷士の出、今の高知県高知市で生まれ育ったチャキチャキの、俗に土佐弁でいう
「いごっそう」(頑固で気骨ある男)
坂本龍馬を巡っては、教科書、テレビドラマ、小説などでご存知かと思いますので詳しい説明は省かせて頂きますが、一言で説明したら、身分の上下、封建制の縦の世の中に於いて身分立場超えて縦横無尽に横の動きをした侍。

現代のイメージは司馬遼太郎さんや、武田鉄矢さんの功績大きいと思いますが(笑)、実家は裕福な商家から分家して侍になる為の株を購入し土佐藩郷士という下級武士になった坂本家。

しかし、小さな高知の街の片隅で生まれ育った龍馬が何故、身分上下厳しかった時代に日本全体、いや、世界を考え見据えて生きる事が出来たか、その空気を吸いに今は石碑のみの坂本龍馬旧邸に行って参りました。

薩長同盟の仲介役
亀山社中から海援隊
勝海舟の弟子となり神戸海軍操練所へ
操練所運営資金を捻出するため、福井藩松平春嶽に直談判し1000両融資うけたり、、、これなんか、この時代には考えられない事でして、平社員、いやフリーランスの人間が大企業社長にアポ取れるように周旋、根回ししてプレゼン、実業する、今的な感じですが、司馬遼太郎さんも何度も書いておられますが、龍馬の真理を掴みとるチカラ、能力の凄さ
龍馬はオランダ語出来ませんでしたが、其の講義を聴いている時に先生に、その訳は間違えている。と指摘したそうですね
先生は、オランダ語分からない龍馬に指摘され腹立てますが、よく日本語訳してみると確かに間違えていた、、
何故間違いわかったのか?
と龍馬に聞くと、全体の雰囲気、伝えんと欲する真意を前後の全体の文から汲み取り咀嚼したら、間違えているのではないか?
と感じた。と

凄いのは其れに加えて自信持ち発言出来るところにもありますね✨
話戻ります✋️
龍馬の生家跡は石碑だけ、横には立派な病院があります。
龍馬には強く影響受けた家人がいたそうですね
小説やアニメでもお馴染みの乙女(おとめ)姉さん

175センチ、100キロ越える大柄な女性であり、小さな頃は亡きベソで弱虫、で夜尿症だった龍馬の相撲部相手で挑んでくる龍馬を、ぶん投げコテンパにしたり、また時には近くを流れる清流 鏡川に龍馬を連れて行ったそうです。
生家跡から其の鏡川へ・・・


osakasyoun

往時と道も変わらず雰囲気残っていました。

 

鏡川の水面は明鏡止水の如し
己の顔を写し、心を映す鏡川
病弱だった母、幸の代わりに姉であり母であり龍馬の心の拠り所、オアシスであった姉の乙女
龍馬は沢山の手紙を残していますが、乙女宛の物が一番残り、内容も一番面白いですね
恋愛相談、近況報告、自慢話、新婚旅手紙etc
冬でも南国の温かな日差しは、其のまま姉の母の温かさであり、強さでもあったと感じました。

屈強、貧しさに耐えて負けじと頑張り頭角表す人間もいれば
柔らかな優しさ恵まれた環境に育ち頭角表す人間もいますよね
どちやが良い悪いでなくタイプ
龍馬は間違いなく後者でしょうね
龍馬と同じく土佐藩士を実父に持ち戦後日本の舵取りした吉田茂が坂本龍馬生家跡の揮毫をしていました。

吉田茂もアッケラカン大きな陽の人ですよね、人を魅了する陽☀️
其の血は、南国土佐に起因するものかも知れません。
そう言えば吉田茂のお孫さんも、そうですね(笑)
来週も土佐・阿波路続きます。
寒さも厳しくなって参りました、皆様、くれぐれもお身体ご自愛ください🙇‍♂️


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時空少年タケシ
こんにちは、時空少年タケシです✌️ ゴルフトーナメント関係の仕事をしています。 幼少時より、根っからの歴史好きで、各地各地に行くたびに、神社仏閣、城は勿論、合戦場、遺跡などにも足を運びます。 マニアックでなければ、意味がない! これをモットーに100パーセント自己満足の記事をお届けさせて頂きたいと思います。