キャディの原田です。
男子ツアーのカシオワールドオープンをもって私の今年のキャディが終了しました。
もう体調くずしたり熱が出ても仕事に支障が出ないんだと思うと少し気が楽です。
今年は林菜乃子プロと内藤寛太郎プロをメインに、自分なりに目標をもってキャディに行ってきました。
結果的には林プロはメルセデスポイント52位で前半戦出場権利獲得、内藤プロは賞金ランキング40位となりました。
んー。もうちょっと力になりたかったなというのが正直なところです。
正直なところなんですが実際キャディをしていて、キャディができることってちっちゃいなって思います。足を引っ張るのはとても簡単なのに力になれることは本当に小さい。
「スーパーキャディ」とよばれる人は実際いると思いますがその前にプロがすごいということが大前提です。プロがすごいからキャディも輝いていられるだけです。
プロが輝いてる隣の私は自分の不甲斐なさや情けなさをたくさん感じた1年でした。
テキスト通りの流れやマネージメントがあるとして、そこからコースの地形や特徴とプロの状態やプレイスタイルを踏まえての判断ができるのが経験値だと思っていますがソコのピースをうまくはめられなかった。
久しぶりに悔しくて泣いたけど、この歳になってまで悔し涙流せるなんてなかなかないことだと今は思ってます。
久しぶりにキャディさせてもらった岩田寛プロのゴルフを見て、もう自分は今まで経験してきたことを後輩に伝えていくだけでいいと思ってたのにそれじゃダメなんだってことに気づきました。
悔しくて泣いたし、不甲斐なさ感じたし、楽しくて心躍ったし、たくさん笑わせてもらいました。
年上、年下関係なくたくさんの方からたくさんのことを学ばせてもらいました。
今年キャディさせてもらった、林プロ、内藤プロ、谷原秀人プロ、岩田寛プロ。
いつも声かけてくれたキャディ仲間やメーカーさんはじめ関係者の皆さん。
試合を開催してくださった企業の皆様、ボランティアの皆様。
ありがとうございました。
私はひと足早く仕事納めしましたが、まだ来年の出場権かけたQTの真っ最中です。
プレッシャーで苦しい場面の連続だと思いますが全力出せますように。
私は今年たくさん経験したことを次に活かさないと申し訳ないので忘れないように覚悟して来シーズン迎えないとって思います。