ツアー

マイナビABCチャンピオンシップ

 
今週の男子ツアーはマイナビABCチャンピオンシップです。
コースはABCゴルフ倶楽部。
例年プロもビビる高速グリーン。

今年はどうなっているのか⁉️
今週も少し覗いてみましょう。

 

No.16 221ヤード PAR3

 

アゲンストが吹くことが多いホール。
打ち下ろしていることもあり、距離を合わせるのが難しそうです。

持つクラブ長くなるので、とりあえずグリーンに乗ればOK。
左にピンがあるときは左に外すと難しく、また左手前のピンのときは手前も寄せづらい。
やはりどのピンポジションも定石通り広いエリアから攻めていきたいですね!

 

No.17 439ヤード PAR4

 

2nd地点からやや上りになるホールです。
このホールは風向きにもよりますが、色々なことを警戒してティーショットでは1Wを握らず、3Wあたりを持つ選手も多いのではないでしょうか⁉️

さらに右バンカーの横のラフはティフトン芝が気になります。
ここにハマってしまったらグリーンまで届かせることは困難。
むしろ距離的に届きそうなクラブで打ってしまうと大トラブルが起こるかもしれません。

このあたりのことを考えるといかにフェアウェイをキープ出来るかどうかということがカギを握ります。
最終ホールを前にパーで切り抜けたいホールですね!

 

No.18 525ヤード PAR5

 

ティーショットは打ち下ろし、2ndは池越えになるホールです。

グリーンまで真っ直ぐ行く場合を考えると、500ヤードの打ち下ろしという感じになり、ティーショットでフェアウェイをキープ出来れば2オンを狙えます。
多少ブレて左のバンカーや右バンカー、また右ラフでもグリーンまで行ける可能性があればグリーンを狙う選手が多い、または狙ったほうがここから刻むことより良いかもしれません。

 

 

刻むとしたらエッジまで100ヤード前後のあたりになるかと思いますが、左足下りのライになり決して易しいということでもありません。
2打目まで打ってきた方向と変わってくるので風向きが変わります。
決して易しくない左足下りからどう距離感を出してバーディーを奪うことが出来るのか⁉️
選手たちの技に注目です。

バーディー必須、イーグルも多く出るホール。
このホールで順位が大きく動く、ドラマティックな最終ホールですね!

 

例年グリーンコンディションが素晴らしく、今年も月曜日から13.7フィートも出ています。
 

 

またラフもボールがスッポリ入ってしまい、上から覗かないと見つけられないことも多いのです。
今年はティフトン芝の範囲が広がっており、以前よりそこにハマることが多いように感じます。
 

 

素晴らしいコンディションの中、誰が勝利を掴むのか⁉️

またシード争いのほうも気になってきましたね!

 


ecc

 

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。