こんにちは。
ゴルフ部一回生の中村です。
今回は、10月31日から11月12日にかけてイギリスはグラスゴーで開催されるCOP26についてご紹介します。
昨今、SDGsをはじめ世界の環境についての議論が盛んに行われています。
そのため、多くの国々が独自の政府機関を設置し多くの取り組みをしています。
その中でも重要な役割を果たしているのが、COPです。
COPとは、国連気候変動枠組条約締約国会議の略称です。
この会議は、すでに経済発展を遂げ、温室効果ガス削減のための環境技術を有する先進国と、これから経済発展を遂げようとする途上国間でこれからの二酸化炭素排出量についての取り決めをする会議です。
COPは、1995年にベルリンで開催されて以降毎年開催されており、今回で26回目になります。
1997年には京都で開催され、京都議定書が採択されました。
近年だとトランプ前米国大統領が離脱したことで有名なパリ協定が締結されました。
パリ協定では、大きく分けて以下の3点が採択されました。
1.今世紀後半に温室効果ガスの排出をゼロにする。
2.世界共通の長期目標として、平均気温上昇を摂氏2度未満にするのではなく、1.5度未満にする。
3.世界各国が温室効果ガスの削減目標を掲げる。
以上3点がパリ協定における概要です。
日本はこの協定において、温室効果ガス排出量を2030年までに2013年比で26%削減することを目標にしています。
COP26では、パリ協定に復帰したアメリカのバイデン大統領などの多くの政府閣僚らが出席します。
日本からは岸田総理らが出席する予定です。
今回は、パリ協定第6条にある国同士が、温室効果ガス排出量をクレジットで売買することについての議論がされる予定です。
実効性のある気候変動対策を進めるのに必要なルールに合意できるか、国際社会の協力が問われます。
以上、ゴルフ部一回生の中村でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。