こんにちは。
ゴルフ部2回生の田中です。今回は『ファクトフルネス』という著書についてご紹介させていただきます。
本書は、医師であり、グローバルヘルスの教授、そして教育者としても著名である、ハンス・ロスリング氏によって、いかに私たちが統計データを正しく使えずに世界の姿をありのままに見れていないかを著しています。
今日、私たちはテレビや新聞、インターネットで様々な角度における世界の姿を見ることができます。
しかし、これらの世界の姿は一体本当の世界の姿と言って良いのでしょうか。
本書ではその一例として、世界の平均寿命を誤解している私たちの姿を挙げています。
私たちは普段の生活の中で、メディアを通して若くして戦争に行かなくてはならない子供や貧困に苦しむ幼児の姿を目にしています。
そして私たちの多くは、貧困や紛争によって平均寿命が低いと認識してしまいます。
しかし、実際は医療技術の進歩等によって、平均寿命は年々高くなっているのです。
このように、私たちは時折「私たちが描いた世界」をありのままの世界と混同してしまっているのです。
本書を読んで、世界がどのような問題を抱え、今生きる私たちがすべきことは何なのかを考えてみてはいかがでしょうか。
以上、ゴルフ部2回の田中でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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