ツアー

アクサレディス

今週の女子ツアーはアクサレディスゴルフトーナメントです。

昨年はコロナで多くの試合が中止になり、こちらも2年ぶりの開催です。

今大会は人数制限がありますが、ダイキンオーキッドに続いて有観客試合です。

今回も開催コースのUMKカントリークラブの気になるホールを少し覗いて見ましょう。

No.14 379ヤード PAR4

ティーショットで220ヤードほど飛ばすとフェアウェイというよりコースが狭くOBが近くなります。

そのためティーショットはフェアウェイウッドなどでエッジまで150ヤードを切るあたりに刻む選手が多いでしょう。

ただ女子選手の中には1Wでティーショットをする人もいるので、「あの狭いところに打っていけるのかぁ」と心の中で思っています。

2打目ですが、ティーショットで気になる右のOBがグリーンまでずっと続いています。

右にピンがあるときに薄い当たりをしてしまうとOBへ行ってしまうこともあるので気をつけたいです。

グリーンの左側はスペースがあるのでそちらから攻めるということも悪くはありません。

ただ左にピンがあるときはグリーンの傾斜が左から右へ向いていますのでアプローチは易しくはありません。

そうは言ってもどのピン位置にあってもグリーンセンターへ打つことが出来ればバーディーチャンスになるホールです。

No.15 370ヤード PAR4

ずっと打ち上げているPAR4です。

ティーショットは出来るだけ飛ばしたいなと多くの選手が思うホールでしょう。

フェアウェイもある程度飛ばせれば、多少緩やかになっているライから打つことが出来ます。

2打目で気をつけたいところは飛ばし過ぎて奥に外すことやグリーン右に外してしまうことでしょうか。

グリーンの傾斜が右奥から左手前へしており、傾斜も多少キツイところもあります。

グリーン左手前に外すのはそれほど悪くありませんので、悪くてもこのエリアからアプローチをすること、そしてショットをそこからどれだけピンに近づけることが打てるかがカギになりそうです。

No.18 505ヤード PAR5

グリーン右手前に池があるPAR5。風向きによっては2オンが狙えるホールです。

まずティーショットですが、特に警戒するところはないでしょう。

右にバンカーがありますが、余程のことがない限り打てないということは無さそうです。

2打目は刻むのであれば左の中途半端な距離にあるバンカー、右の池に入らないところに刻むことになります。

それでもグリーンまで100ヤードは切ってきますのでレイアップに関してはそこまで難しくないでしょう。

難しいのはティーショットが上手くいってエッジまで200ヤードほどの距離が残っているときではないでしょうか⁉️

距離的には今の選手であれば問題なく届きます。

しかし右に池があります。

ピン位置や順位などで攻め方も変わってくるでしょう。

このあたりのリスクをどう捉え、どう戦略を立てるのか⁉️

そのあたりも観戦しながら考えてみてはどうでしょうか。

私は今週お休みする予定でしたが急遽キャディーをすることになりました。

試合からキャディーをするということで初日は違った視点で選手を見れるのは良いかもしれません。

来週以降そのことについても書けたらと思います。

 

 


ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。