ツアー

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント

今週の女子ツアーはTポイント×ENEOSゴルフトーナメントです。

今年の開催コースは4年ぶりに鹿児島高牧カントリークラブに戻ってきました。

そしてコースコンディションは最高!

どんなコースなのか今週も気になるホールを少し覗いてみましょう。

 

No.8 510ヤードPAR5

ティーショットは打ち下ろす、右ドックレッグのPAR5。

ティーイングエリアから左サイドはレッドペナルティエリア、右サイドは230ヤードあたりから池があり、レッドペナルティエリアとなっています。

フォローの風が吹いていれば飛距離の出ない選手でも2オン可能な距離ではあります。

ただグリーン手前にも池があり、飛距離の出る選手でなければ狙わない、狙えないでしょう。

なので多くの選手は3打目勝負になりそうです。

であればティーショットでわざわざ右の池に入るようなクラブ選択をする必要はなく、3Wや5Wなどのフェアウェイウッドでティーショットする選手も多く見られるのではないでしょうか⁉️

フェアウェイウッドのティーショットでも残り距離がエッジまで250ヤードは切るでしょうから、2打目はグリーン手前の池に入らないクラブの7、8、9番アイアンあたりで打つことになりそうです。

それでもエッジまで80〜100ヤードあたりからグリーンを狙えます。

ちなみに2打目をもう少し右側へ飛ばして短い距離の3打目を打つ選手もいるかと思いますが、グリーンまで100ヤード ほどの右側には林が迫り出していて打ちづらいところもあります。

このあたりは選手によってマネージメントが違いますので、そのあたりを感じながら中継をご覧になってみてはいかがでしょう⁉️

 

No.15 300(277)ヤード PAR4

このコースでは1番短いPAR4。

ティーイングエリアが日によって大きく動く可能性あるホールです。

後ろのティーが使用されるのであれば多くの選手はエッジまで100ヤード前後に刻むことになりそうです。

180〜200ヤードほどのティーショットになりますからフェアウェイウッドやハイブリッドクラブの選択でしょう。

飛距離の出る選手であればアイアンもあるかもしれません。

そのようなティーショットが打てれば2打目は100〜120ヤードの距離が残ります。

バーディーが欲しいホールですからピンをデッドに狙うショットが多く見られますね!

一方で前方のティーが使用されるときは1オンも可能な距離になります。

ただ左側はOB、右側はレッドペナルティエリアですので、どのようなクラブ選択になるのか注目です❗️

1Wなのか、それとも広いエリアへアイアンで刻むのか選手それぞれの戦略が問われます。

2日目に使用されれば予選通過ギリギリのラインにいる選手であれば攻める人、守る人に分かれるでしょうし、最終日であればトップにいる選手、追う選手で違いが出てくるでしょう。

大会側がどのようなホールロケーションでどのティーを設定するのかも注目ですよ❗️

 

No.16 525ヤード PAR5

S字になっているPAR5という表現で良いかもしれません。

ティーショットは右ドッグレッグしています。

ここで少し右に行ってしまうと写真に写っている右の木の先に大きな木があり、2打目で邪魔になる可能性が高いです。

なのでティーショットではフェアウェイ左サイドが狙い目です。

2打目は左サイドにOBがありますので右側へしっかり打ちたいところです。

そして前述した右側に大きな木があることからティーショットで左サイドに打ちたい理由ですね!

3打目は2打目の出来次第というところがありますので、このホールのポイントは2打目⁉️。

でもティーショットが悪いとカバー出来ないところもありますから、ティーショットで右に打ち過ぎず、2打目の出来がこのホールのスコアに大きく影響します。

ここをポイントに中継をご覧になってください❗️

 

今年は毎試合、SNSのClubhouse内でコース情報や試合の振り返りをキャディーでやっています。

そちらも一緒に聴いていただくとその日の情報も得られます。

時間のある方は是非聞きに来てください❗️


ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。