伊豆國一之宮三嶋大社
最も古い文献に名前が出るのが758年(天平宝字2年)ですから千数百年の伊豆國代表する歴史と格式ある神社です。
三嶋大社の名を全国的に知らしめたのは松坂大輔投手が結婚式をココでされた約850年前
源頼朝が平家討伐の軍勢を挙げ三嶋大社に参った頃から
以後、鎌倉幕府は鶴岡八幡宮と三嶋大社、箱根神社を特別に庇護し、その後の室町幕府でも足利尊氏が三嶋大社の所領を安堵保証した文書などが宝物館で見られます。
時代は下り、小田原に本拠地を置いた後北条氏も手厚く庇護しました。
度重なる戦乱で三嶋大社の神殿や建築物消失するたびに北条家バックアップの元に再建され、その負担が北条氏に重くのし掛かったと言われます。
戦乱や大地震乗り越え、幕末に建立された
幕末の三嶋大社代々の神官
矢田部盛治、時代の荒波を抜群の才覚と胆力で乗り切り、今の三嶋大社に繋ぎました。
維新時には東上する新政府軍の道先案内人として近隣より兵を募り新政府軍に参加するも、徳川家に恩を感じる盛治は江戸攻撃を思いとどめる画策をします。
源頼朝が参拝し平家討伐が成就したことにより、大願成就、商売繁盛の神社、パワースポットとしても賑わう現在です。
神社目の前には?
東海道が通り、賑わい栄える宿場町としてきました。
すぐ先には?
旧箱根街道ね松並木があり、往時を偲ばせます。
そう、そして伊豆国造家の流れを引く三嶋大社神官矢田部氏は現在で70代目当主が令和の御世も地域の平和と繁栄を祈り歴史と文化を繋いでいます。
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