こんにちは。
ゴルフ部2回生の金谷壮磨です。
今日は私がおすすめする戦国武将について話したいと思います。
その戦国武将は黒田官兵衛です。この武将の魅力の一つに賢さゆえに彼の人生にたくさんの悲劇が繰り返されるところです。彼の家はもともと目薬を営んでいたのですが、人からの人気を集める才覚が買われ姫路を任されることになりました。それから黒田官兵衛は数々の戦の指揮を執ることになります。彼のすごみは担当した戦はすべて勝ち戦となりました。その裏には相手を簡単に降伏させる調略力そして相手の動きを読む洞察力が挙げられます。しかしその賢さに対し恐怖を覚えたのは敵だけではなく主君であった小寺政職と豊臣秀吉でした。小寺は敵将である荒木村重に寝返り一番厄介であった官兵衛を土牢へ入れるよう仕向けました。その期間は1年間にも及びました。豊臣は自分が天下を取った後、官兵衛に天下を奪い取られることを嫌い、大阪から遠く離れた九州まで追いやりました。もちろん官兵衛は主君である豊臣を裏切るつもりなど毛頭ありませんでした。
しかしなぜ小寺と豊臣は尽くしていた官兵衛を信用することができなかったのでしょう。それには理由がありました。官兵衛は織田信長に気に入られ始めてからほかの武将からとてつもない信頼を得ました。そこから官兵衛は表舞台に立ち始めます。しかし小寺からすれば官兵衛が主君である自分のことを忘れ、よろしくやってることに嫉妬のような感情を覚えました。それが仮説の一つになっています。そして豊臣に関しては中国大返しの出来事が大きく関係しています。怒涛の速さで都に戻り明智光秀を討ったのは主に官兵衛の策だと考えられています。織田が死んだと聞かされ混乱している豊臣に官兵衛は殿の天下への道が開けたと言ったそうです。その頭の切れが良すぎることに気持ち悪さを覚えたのです。それでも官兵衛は主君から信用されなくとも、自分の仕事を全うし戦国時代を生き残ったのです。
今回のコロナによる自粛期間中、わたしは歴史の本を読んでみました。先人たちが自身の家を守るために戦などで苦しみながらも、知恵を振り絞り生き抜こうとするそのさまをとてもかっこいいと感じました。皆さんも少しでも興味のある武将がいたら調べてみてはいかがでしょうか。
以上、ゴルフ部2回生の金谷でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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