プライベート

スキーデモンストレーター井上の愛用はバンデル

今年のS.I.Aのスキーデモンストレーター選考会は、志賀高原で開かれる

そこに私の後輩である井上強が関西エリアから出るデモンストレーターとは珍しい、連続認定をめざす

私もキャディ中に付けているバンデルを付けて滑ると調子がいいらしい

バンデルを付けてから認定連続をしているようだ

(井上のヘルメット)

「今回も久しぶりに一緒に滑るか!」

と上から目線で言って新雪のゲレンデへ出る

ハチ高原の斜面なのであまりスピードは出ないが、私はついて行けない

わざと!?転んでみせるが立ち方がスムーズ

スキーをやらない方にはこの上手さがわからないので、

「なにか技やって」と注文をつける

(これも先輩らしく上から口調)

こんなの私にはできない

この技を見てからは、井上さん、いや、井上様への言葉使いを改めた

ここハチ高原ではキャディ仲間もスキーのお手伝いをさせてもらいながら、生徒たちを誘導し、キャディに必要な広い視野を鍛えている

(生徒を見ているのでほとんどの時間が後ろ向き滑り)

ここで私の滑りもご披露しましょう!

普段はサポートしていただいてもらっている

「チュース」のウェアだが、この日はお手伝いしているスクールウェア

専門家が見ればわかるが、悪いポジションをスピードでごまかしている滑り

なんども言うが、スキーは顔がほとんど見えない

それだけに滑りが格好いいだけで何割増しにも見える

なので今回は、後輩井上の表情はあえてふせさせて頂きます

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。