日本は火山国
色々な予期せぬ天災もありますが、その恩恵を受けている事実もあります。
最もたるものが「温泉」ではないでしょうか?
日本三銘泉
有馬温泉・兵庫県
草津温泉・群馬県
下呂温泉・岐阜県
日本三古泉
有馬温泉・兵庫県
道後温泉・愛媛県
白浜温泉・和歌山県or
別府温泉・大分県
と古来より言われますが、両方にランクインしているのが、兵庫県にある
有馬温泉♨️
631年に舒明天皇が長期間湯治滞在されたのが日本書紀にも記されており、古くより貴人は勿論の如く、一般庶民までその効能含め知られた温泉でした。
そして、その有馬温泉を全国的に知らしめたのが、こよなく有馬温泉を愛した天下人、太閤秀吉でした。
豊臣秀吉は1583年に初めて有馬温泉に来て以来都合9回訪れています。
7日〜20日のユックリした滞在でしたが、秀吉と妻の北政所などが滞在した屋敷があった場所が現在もある、上記写真の極楽寺付近
極楽寺真横には?
が残ります。
今から25年前の阪神淡路大震災で有馬温泉も被害受け、その後の極楽寺の改修工事の時に地表より1㍍ほど掘り進んだ所から出て来たのが
おそらく秀吉が築かせたであろう、石垣真横位置から
岩風呂あとや建物礎石が見つかりました。
中には
蒸し風呂の石組みも発掘されました。
当時は湯を楽しむ、と言うのは今のミストサウナの様な物が高貴な物のあいだで普及楽しまれていたので、今流行るサウナーの先駆けが豊臣秀吉だったとも言えるかもしれません。
当日、夕方ノンビリと有馬温泉街を散策しましたが、神戸中心部から車で30分、大阪からでも60分で来れる場所にこれだけ奥ゆかしい場所があったんだ、、と思いました。
温泉街と云うのは何処かノスタルジック感じさせる場所で
スタンドバーあったので、ビール飲み行き交う人々を見ていました。
そんな、歴史あるも、今なお栄え賑わい沢山の人が訪れる有馬温泉ですが、有馬温泉代表する旅館を来週はお届けさせて頂ければと思います。