プライベート

廣野ゴルフ倶楽部〜part II〜

廣野ゴルフ倶楽部には、日本ゴルフミュージアムがあります。

休館日もありますが、日本のゴルフの貴重な歴史が生で見ること出来る素晴らしい場所です。

1932年パインハーストで、かの球聖 ボビージョーンズと宮本留吉プロがマッチプレーし宮本留吉プロが勝ち、勝った印としてボビージョーンズがサインした5ドル紙幣が飾られていたりもします✨

日本ゴルフミュージアム前には、戦中から戦後の日本全体が混迷混沌とするなか、GHQからの接収要望を度重なる接渉の上、メンバーの手に取り戻した廣野ゴルフ倶楽部中興の祖

乾豊彦さんの銅像があります。

前言撤回します。廣野ゴルフ倶楽部中興の祖、間違いですね

戦争に負け時世に阿る(おもねる)人間多かったなか、主張すべき事は主張し行動し今に至る廣野ゴルフ倶楽部を創り、後にJGA会長も歴任された乾豊彦さんは、「日本ゴルフ界中興の祖」と、お呼びした方が表現として適切ですね・・・

そう、昨年からの廣野ゴルフ倶楽部改造

元々はC H・アリソンが昭和7年に設計したものですが、今回の改造はイギリスのマッケンジー&エバート社

http://www.mackenzieandebert.co.uk/

が担当しました。

(上記のURLから同社の理念や廣野ゴルフ倶楽部改造過程を見ることできます。)

ロイヤルリバプール、ターンベリー、ロイヤルリザムアンドセントアンズなどをも手掛けた同社ですが、噂では以前の廣野ゴルフ倶楽部と全く違う!

なども聞いていたので非常に楽しみな当日でした。

スタート前、2時間前にコースに行きました。

以前、写真家の宮本卓さんに

「ゴルフ場で美しい写真を撮る秘訣、一つだけ教えてください!」

「最初の到着予定時間より1時間前にコースに来て見たら?コースを去る時間の1時間後まで居てみたら?」

ニコリとされて仰っしゃりました。

朝日を浴びる威風堂々たる廣野ゴルフ倶楽部クラブハウス玄関

朝靄と朝日が交錯し幻想的な景色だった廣野ゴルフ倶楽部No.9のpar5

今回のコース改造ではウェストエリアも

そして個人的に1番早く見たかったのがNo.5、No.7のpar 3

No.12のpar 5の左サイド

No.13のpar3

No.18のティーグラウンドからの景色

まず、以前、昨年ラウンドさせて頂いた時のNo.5のpar 3は?

距離は140ヤードほど

新しくなったNo.5

手前バンカーが2段重ねになり、自然池、法面(のりめん)、バンカーとより立体的に感じるように、、そして比較的距離がないpar 3なのでグリーン面が難しくなりました。

そして

 


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No.7のpar 3

以前は

グリーン手前と左サイドのバンカーが

しかし新しいNo.7は?

以前は窪地だった場所にバンカー造られました。

アリソンの元設計では窪地にバンカーあり

devils divot

と呼ばれていたとのこと

美しいホールから荒々しいくも美しいホールに生まれ変わりました。

そして、No.12のpar5の左サイド

以前は松や雑木生茂り、左の野池は見えませんでしたが、新しくなったNo.12は

元設計ではペブルビーチの最終No.18の様な左サイドが開けたホールだったらしいのですが、木がかなり伐採されました。

そしてNo.13のpar 3

150ヤードほどのpar 3ですが、グリーン手前バンカーなくなり、池とグリーン面のコントラスト、右奥の眼鏡橋がより鮮明化され、例えば、いけばな草月流などで言われる

真(しん)

副(そえ)

控(ひかえ)

をも感じさせる素晴らしい目に飛び込んでくる、par 3でした✨

そして、最終ホールのNo.18

廣野ゴルフ倶楽部が元々持っている地形と改造が織りなし出来た素晴らしいホールだと思います。

井上誠一さんは、池あり川あり、起伏ありの恵まれた廣野ゴルフ倶楽部の地形を語っておられる本を読んだことありますが、まさに・・・

廣野ゴルフ倶楽部

歴史と伝統

変わることを恐れない

そして見事に完成させ次世代へ

歴史はあっても伝統がない。日本に見られる閉塞感の元凶だと個人的に思っているのですが、廣野ゴルフ倶楽部には全くそれがありません。

あれだけ名門なのに、変な窮屈感や威圧感が全くない。

それは周りに左右されない威風堂々たる精神が伝統としてあるから

先出の坂田信弘さんの仰っられた真意はココにあると思います。

誰が言ったか

Play golf at HIRONO and die.(廣野を見て死ね)

改造された廣野ゴルフ倶楽部

やはり、とてつもなく素晴らしいゴルフ場でした✨

 


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ABOUT ME
小岸 秀行
小岸 秀行
1973年11月8日生まれ。立命館大学経営学部中退。 1995年福澤義光プロのキャディーをきっかけに、ツアーキャディの道へ。過去に岡本綾子プロ、細川和彦プロなど、2008年から5年間矢野東プロと専属契約。2013年からは川村昌弘プロと専属契約し「パナソニックオープン」優勝。 2019年度は女子ツアーメインで参戦する。 通算6勝