ツアー

C・キム選手は練習熱心

今週の CASIO WORLD Openも先週のダンロップフェニックストーナメントに引き続きC・キム選手とコンビを組みます。

以前の私が見たC・キム選手の印象はラウンドが終われば練習はせず、すぐにコースを後にする印象でした。

あまり練習してるイメージがないのに2017年は年間3勝、今年も日本オープンで優勝している事が正直不思議でした。。

ダンロップフェニックスでは体調不良により三井住友VISA太平洋マスターズを欠場した影響もあってかなかなか調子が上がりませんでした、、普段のイメージだとすぐにホテルに帰るC・キム選手なんですが、水曜日のプロアマ終了後、予選ラウンド1日目終了後すぐに休む間も無く練習場へと向かいました。

1カゴ、2カゴと打ち続け気がつけば練習場にいる選手は松山英樹選手とC・キム選手の2人きりになっていました。

辺りが薄暗くなり始め松山英樹選手は練習を終了したんですがC・キム選手はやめません‼︎

スイングのヒントを探すかのように無言で打ち続けました。

幾度となく動画を撮影しチェックしてはまた打つ、ホテルに戻った後も夕食はホテルのルームサービスで済ませ鏡の前でスイングをチェックしていたそうです。

そして、練習量は今週も落ちる事なく火曜の練習ラウンド終了後約2時間、水曜のプロアマ終了後のパーティーが始まる時間ギリギリまで練習しました。

これは私の推測ですが例えボールは打たなくても日常的にゴルフの事を考え鏡の前に立ちスイングを確認しより上達するヒントを探してるに違いありません。

C・キム選手は現在賞金ランキング3位なので賞金王になる為には今週がとても大事な1週間になります。

私もC・キム選手の日々の努力を知ってるのでキャディーとしてコースの細かな情報を英語で伝えるためにも英会話の本を購入し毎日勉強して少しでも役に立ちたいと思っています。

 

ABOUT ME
出口 慎一郎
「いでぐち」と読みます。 1983年長崎県五島列島生まれ。 2011年ツアーキャディの道へ・・・約30人の選手のバッグを担ぎ、2017年はISPSハンダ マッチプレー選手権で片山晋呉プロ、マイナビABCチャンピオンシップでは小鯛竜也プロキャディとして初優勝、2勝目をあげる。 2019年度も昨年同様に星野陸也プロとコンビを組む。