ギア

冬のクラブ選び

こんにちはサムライです。

日に日に寒くなってきますが

本日はそんな冬ゴルフのクラブについて

体調によってクラブが重く感じたりすることがあります。

意外に思われるかもしれませんが、冬は夏に比べて

筋肉が緊張するためクラブが軽く感じる傾向が見られます。

※個人差があります。

量販店などのゴルフショップで

「冬場は体が動かなくなるから軽いクラブがいいですよ」

「ヘッドが気に入っているなら軽いシャフトにリシャフトしましょう」

などと、とんでもない言葉を耳にすることがありゾッとします。

個人的な考えとしては絶対に軽くしてはいけません!

なぜなら↓

●夏と同様のスペックを使用した場合

冬場は体が動きづらい→クラブの運動量が減る→飛距離が落ちる

という流れになります。

●夏より軽いクラブに変更した場合

クラブの慣性モーメントが小さくなり、

通常の冬場よりさらに体が動かなくなる→

クラブの運動量がさらに減る→

クラブの質量(慣性)も減り、

さらに飛ばなくなる

という流れになるのです。

ですから、冬のクラブ対策は「クラブを重くする!」ことです。

慣性モーメントが大きくなり、体が動かない部分を

クラブの慣性により大きく動かすことができます。

また、慣性モーメントが大きくなることによって

クラブ、体の運動量が増え飛距離がカバーできるのです。

夏用と冬用のクラブを持つことがベストですが、

アイアンセットを2セット所有することは

ご負担のかかることだと思います。

そこで、アイアンについては

ヘッドに鉛を貼り対応することが可能です。

しかし、ドライバーについてはヘッドスピードが

遅くなることにより捉りも悪くなりますので、

「重く」「ロフトの多い」クラブへ変更することをお勧めします。

また、冬場は芝生も薄くなりグリーン周りが難しくなります。

ウェッジのライ角をアップライト(シャフトカットも必要)にしたり、

ソールを削るなどの調整もお勧めです。

ただ昔に比べてインナーも薄くて暖かいものが流通し

昔ほど体が動かないということが無いので

大胆な調整よりも適度な調整をお勧めします。

では。

 

埼玉県朝霞市幸町2-5-23

TEL048-423-7750 FAX048-423-7751

ゴルファーズ・ガレージ・サムライ

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問合せ:info@samurai-golf.net

 


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ABOUT ME
ゴルファーズ・ガレージ・サムライ
■氏名 枝松 和健(えだまつ かずたけ) ■経歴 スポーツ専門学校にてゴルフ技術及び理論を学び、栃木県内ゴルフ場にて研修生を経て大手ゴルフスクールのヘッドレッスンプロとなる。 レッスン活動と並行し、レッスン生各々のスイング・体力・体型に合わせた、ゴルフクラブの調整・製造に携わり、2000本以上のクラブを手掛ける。 その後ゴルフショップ店長及びクラフトマンを務め、プロゴルファーやトップアマ、アベレージゴルファーのクラブ組立・調整を行い、ゴルファーズ・ガレージ・サムライ設立に至る。 パーツブランドを中心に年間100機種以上を試打し、パーツ特性を深く理解すると共に、レッスンプロとして多くのアマチュアを見続け、スイングも深く理解する数少ないゴルファーの一人。 丁寧なカウンセリングを基に的確なフィッティングで、クラブによるスイング向上にも努め、ゴルファー各々に合ったクラブを「細やかに」「美しく」組み付ける仕事には業界内にも定評があり、レッスンプロ向け「クラブ理論」の講義も行っている。 不定期ですがYOUTUBEにて地クラブの試打動画も公開中。 https://www.youtube.com/user/GolfersGarageSAMURAI