全国に約44000社ある八幡宮
皆様お住まいの場所近くにも必ずあると思う、八幡宮
日本で古来より崇敬されていた神様です、武神
古来より武家に尊ばれてきた八幡様、その総本宮は大分県にある宇佐神宮で、皇室とも縁、所縁深く伊勢神宮に次ぐ重要な場所として現在に至ります。
そんな八幡宮の総本宮 宇佐神宮の祖宮とも言われているのが、宇佐神宮より車で約30分所にある
薦神社(こもじんじゃ)
です。
かの司馬遼太郎さんも
街道を行くシリーズで来訪された薦神社
古くは朝廷からの勅使きた時に渡った呉橋
数百年の風雨にさらされ今は渡る事ができません。
呉橋の横道歩いて行くと
巨大な、空を覆わんばかりの楠の巨木が鎮座されます。
推定樹齢は分かりませんが間違いなく500年以上生き続け、この場所から数々の栄枯盛衰を見て来たことでしょう・・・
源平争乱後の大内義隆、大友宗麟、細川忠興などの武将も、この楠木の大樹は会ったことでしょう・・・
この楠木を正面に右を向くと
元和8年、1622年、今から397年前に、この地を治めていた細川忠興により再建された神門が神々しくあります。
三階菱(さんかいびし)の門が見えます。
おそらく細川家の後を継ぎ、この地を治めた小笠原家の家紋でしから、補修工事した時に自分の家の紋を施したのでしょう・・・
そして、幕末に再建された神殿に参り手を合わせ
薦神社本殿の壁伝いに、薦神社の御神体である
三角池に、、、
この景色は数百年前とかわりなく、映画や時代劇でも使える景色だと思うので、関係者方見ておられたら、おススメです
そう、薦神社の御神体である
三角池で収穫された真薦が宇佐神宮の御神体である御枕に使用されていたり
今も薦神社宮司家と綿々と血を繋げる池永宮司家は古くは、宇佐神宮宮司家とも繋がり、戦国時代には池永城城主として、黒田官兵衛と戦ったりもしました。
数年前には宮司継承問題で揺れる宇佐神宮の宮司もされるなど、歴史的にも興味深い薦神社
宇佐神宮に行かれた際には間違いなくセットで薦神社にも参拝頂き、観光化されていない古来よりの荘厳な雰囲気を今に伝える薦神社に参って頂きたいですね
さてさて、腹が減っては戦が出来ぬ
薦神社ある大分県中津市、全国的になったのが
中津唐揚げ
もともと、この地域は客人や行事、祭りなどがあると飼っている鶏を潰して人参や牛蒡、蒟蒻などと甘辛く煮る郷土料理あったのに派生し、鶏料理が各家庭、違った味付けで食べられてきました。
唐揚げの下味付けも同様で、それが昨今の中津唐揚げブームに繋がる訳ですが、中津市で私が1番美味い!と思っているのが?
薦神社から車で約10分ところにある、チキンハウス
定食頼みました。
950円だったかな?
唐揚げ、めちゃくちゃ美味いですよ😋
衣のパリパリ感と、鶏皮下から滲み出る下味と鶏の旨味が口中で混じり合い、そこに白ごはん、かき込むと。また新たな新世界が生まれるアノ至福の瞬間
ズリ唐揚げも旨し・・
全国取り寄せも出来ますので、皆さまご自宅で、本場の本当の中津唐揚げを召し上がって頂きたいですね
チキンハウス
で、御検索を・・・
日本津々浦々歴史探訪記
次は、皆様の街へ・・・