ギア

スチールの落とし穴

こんにちはサムライです。

本日は世界で愛着のある某スチールシャフトのお話し。

あえてメーカー名は伏せますが、、、、。

何十年も前からスチールシャフトのシェアNo1のモデル

今でも多くの愛用者がいますが、

昔と変わらず製品精度が悪くて困る。

スチールシャフトにはステップと呼ばれる

節(段差)があり、これで硬さなどの特性を出しています。

アイアンはセットで使用するものなので

ステップが各番手均等にピッチしていないと

硬さにバラツキが出てしまいます。

(※ヘッド重量にもよりますが)

悲しいことに世界を代表するこのシャフト

知らないで組立てると悲惨な結果になります。

下の写真のように新品の状態でこれです。

これだけステップがバラバラだと

同じ振り感にはならないですよね、、、。

現状、市場に出回っているクラブの95%くらいは

何も手を加えずステップがバラバラな状態でしょう。

一部の工房では組立前にステップを揃えて

組立ている工房もありますが、ほんの一部です。

このバラバラのステップをチップ(先端)トリミングして

組立てるとこんな感じ。

それに引き換え日本シャフトさんの製品は

重量は勿論のこと、ステップもシッカリ管理され

とても精度が高く感心しますね。

(上からな書き方でごめんなさい)

ここ最近の日本シャフトさんの躍進は

こういった背景もあるのかもしれませんね。

やはりセットで使うクラブですので

1つの番手だけ調子が悪いなんてことがあれば

スイングを疑うのではなく、クラブを疑っても良いと思いますよ。

では。

 

埼玉県朝霞市幸町2-5-23

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ゴルファーズ・ガレージ・サムライ

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問合せ:info@samurai-golf.net

 


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ABOUT ME
ゴルファーズ・ガレージ・サムライ
■氏名 枝松 和健(えだまつ かずたけ) ■経歴 スポーツ専門学校にてゴルフ技術及び理論を学び、栃木県内ゴルフ場にて研修生を経て大手ゴルフスクールのヘッドレッスンプロとなる。 レッスン活動と並行し、レッスン生各々のスイング・体力・体型に合わせた、ゴルフクラブの調整・製造に携わり、2000本以上のクラブを手掛ける。 その後ゴルフショップ店長及びクラフトマンを務め、プロゴルファーやトップアマ、アベレージゴルファーのクラブ組立・調整を行い、ゴルファーズ・ガレージ・サムライ設立に至る。 パーツブランドを中心に年間100機種以上を試打し、パーツ特性を深く理解すると共に、レッスンプロとして多くのアマチュアを見続け、スイングも深く理解する数少ないゴルファーの一人。 丁寧なカウンセリングを基に的確なフィッティングで、クラブによるスイング向上にも努め、ゴルファー各々に合ったクラブを「細やかに」「美しく」組み付ける仕事には業界内にも定評があり、レッスンプロ向け「クラブ理論」の講義も行っている。 不定期ですがYOUTUBEにて地クラブの試打動画も公開中。 https://www.youtube.com/user/GolfersGarageSAMURAI