全英オープン🇬🇧
数々のコースで開催されて積み上げられた歴史は148回
全英女子、全英シニアもまた、同じようなスコットランド、アイルランド、ウェールズ、イングランドの歴史あるゴルフ場で開催されています。
倉本プロでしたでしょうか?
全英オープン🇬🇧が1番、日本人選手が勝つチャンスがある!
と仰っておられたのは、、、
倉本プロご自身も全英オープン🇬🇧で最後の最後まで優勝争いされていますし、丸山茂樹プロも、セントアンドリュースでの友利勝良プロも、古くは青木功プロも優勝争いされて好成績を残されておられます。
全英オープン🇬🇧の開催コースはフェアウェイがガチガチに固くてランが稼げるので飛距離の差が出ないから?
飛距離出る選手は、出る選手で蛸壺バンカーやヒース、ススキの様な強烈なブッシュが待ち構えており、またフェアウェイの傾斜も、そのハザードに行く様に設計されていて、やはりソノ点では飛距離、キャリーボールの優位性というものが絶対的なモノでは無いと感じます。
しかし、左から右からの重い剛風に対して負けない球筋を、ティーショットとセカンドショットのアイアンで求められる事は確かだとも思います。
日本の風でしたら、風に軽く乗せて球筋作れますが、こちらは生半可な風ではないので無理なんです💦
しかし、倉本さんが仰った意味を私なりに考えると
「棒球が武器になる。」
捻れ強いビッグキャリーよりも、ドローンとスピン量少なめの風の下というより、真ん中を行ける棒球がメチャクチャ武器になるんです。
それはティーショットよりも、むしろセカンドショットで、、、
ターンベリーの左からの暴風中で、強いドローでなく棒球で難関ホールを潜り抜けた久保谷健一プロは、まさにソレを体現されていたと思いますし、そして全英オープン🇬🇧開催コースはグリーン手前、花道が使える
ということにも繋がるということで
「点よりも線」
のゴルフが出来れば、間違いなくスコアに直結すると強く思います。
ピンまで200ヤード左からの強いアゲインストがあったとして、グリーン周りの情景にもよりますが、3か4アイアンで右から強い球筋で、喧嘩させて縦感と横感作っていくか、、、
コレが「剛」のゴルフ
コレに対して、ユーティリティかで、ドローンとした棒球で手前から、上空と戦うのでなく地面、固い地面の利点を自らのゴルフに組込み戦っていこうとするのが
「柔」のゴルフ
今回の全英シニアオープン🇬🇧で、日本人として唯一予選通過され3日目には69
奥田靖己プロ
奥田さんも
「俺みたいなキャリー出えへん人間でも勝負出来るのがイギリスのコース。」
仰っておられました。
柔道ですね
相手が挑んできたチカラを利用して倒す事が出来る
柔よく剛を制す
ソレが全英オープン🇬🇧、イギリスでの戦いかたかも知れません・・・
奥田さん、練習場で
「小岸、お前はお前だけのキャディスタイルあるやろ?
ソレを貫き極めるんが大事ちゃうかなぁ〜」
笑顔で仰っておられました。
自分のスタイル
イコール
生き方であり、考え方ですね
真後ろで練習する、根っからのフッカー
トム・リーマン選手のアイアンが真右に飛び出して、ちょうど奥田さんの背中にボールの気配感じさせながら飛んで行くのを見ていました(笑)
柔よく剛を制す
柔道、産みの親である嘉納治五郎翁は、こう語っておられます
「人に勝つより自分に勝ちなさい。」
何か新しいモノが必要!
でなく、足るを知る、視点と考え方を変えること、その勇気こそが良い結果に結びつくのではないかなぁ
と思った、イギリスでの8日間の総括でした。