ツアー

コルダ・ファミリー、全豪スラム達成!

ネリー・コルダ(米国)がLPGAツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで、4ヶ月前の初優勝に続くツアー通算2勝目を挙げました。姉のジェシカも2012年に同大会でツアー初優勝を飾っており、姉妹で同一大会優勝という快挙を成し遂げました。

これはコルダファミリーにとっては必然的だったのでしょう!

* 1996年:父親のペトルが全豪オープンテニス優勝

* 2012年:姉のジェシカが全豪女子オープンゴルフ優勝

* 2018年:弟のセバスチャンが全豪オープンテニス(ジュニア男子)優勝

今回の優勝インタビューでネリーは「やっと仲間になれて超嬉しい!!!」と語り、コルダ家の慣例になっているScissors Kick (ハサミが開いた形のように跳びはねる)を披露した。このキックは父親がテニスの全豪オープンで優勝した際に披露したキックで、姉のジェシカが2012年に優勝した際にも同じキックを披露、その弟のセバスチャン、そして今回のネリーと引き継がれました!

当地では、「コルダ・ファミリー・スラム」とコルダ一家の快挙を称えています。

この優勝で、ソルハイムカップ選考ポイントランキングで1位に躍り出て、姉のジェシカも4位、姉妹揃っての代表入りになる大きなステップとなりました。

2019年の米国LPGAツアーは未だ始まったばっかりですが、コルダ姉妹の今後の活躍が楽しみです。

 

ABOUT ME
フランク 早川
1963年1月生まれ。アメリ生活45年、ニューヨークにてITのコンサルティング会社を営んでいる。ゴルフ歴40年、とにかくゴルフをこよなく愛している。40代の頃はニューヨークで5本の指に入る腕前で今でも多くのアマチュア大会に参戦している。現在のハンデは7と低迷しているが、ニューヨークのアマチュアゴルフ界では知らないものはいない存在。 2003年からPGA・LPGAツアー並びにUSGA Championshipにてスコアラーのボランティアをはじめ、FedexCup Playoff、PGA Championship、US Openの上位グループのスコアラーも任されるようにまでなった。 またTokyo 2020では、ゴルフの競技委員として招待されるまでのレベルになる。米国内のクラブフィッター、ティーチングプロ、PGAプロ、フィジカルスセラピストとの交友も深く、常にゴルフ関係の動向にアンテナを張って生活している。