ツアー

午前スタート組と午後スタート組の運命

先週のダイヤモンドカップでは、初日スタート12時50分。

しかも残り9ホールは雨に降られ、上がるころには日没間近で、グリーンの傾斜すら見えずらい状態になっていた。次の日は朝から雨。
それに比べ初日午前スタート組は、雨に全く降られることなく初日を終えた。

私達でいう、ハズレスタート組と当たりスタート組のハズレスタート組に入ってしまった。
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(初日ホールアウト後、片付けをしてクラブハウスを出るころには真っ暗)

こういう時は、当たりスタート組から優勝者がでるものである。

しかし天候ばかりは仕方がない。
ゴルフは自然の中でやるもの。
天気も味方につけなければならない。

今回の日本女子オープンは、柏原明日架プロのキャディーできている。
初日はトップスタートの7時。
昼には最大で風速13メートルの予報が出ている。
午後からは雨予報。
コンディションがいいうちに良いスコアで回ってしまいたいものだ。

とは言っても片山津の難コース。
優勝者がアンダーパーのスコアで終われるかわからないセッティング。

何もないことを祈るばかり。
なんとかボギーで止めるようにせねば!

この風にも負けそうにない柏原明日架プロのドッシリしたアドレスがあれば、片山津の海風にも微動だにしないことであろう。
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4日間終わったらあと、午前スタート組と午後スタート組で、どちらの方から成績上位者が出ているかみるのも、面白いと思いますよ。

 

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ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。