愛知県知多半島
東海市や大府市、半田市がある場所ですが、武豊町に
すし処 睦月(むつき)
は、あります。
9月某日
フグや渡り蟹、貝類豊富に獲れる知多半島近郊の豊潤なる海の近海物をメインにする名店、それが睦月です。
当日は18時30分より、一人鮨。好きなアーティストの開演前の瞬間を待ちわびるかの如くの、この瞬間✨
先ずは、ビールで喉を潤し
地物 三河産のタコ
千葉県よりの蒸し鮑
タコを煮る前に大根で叩き、筋繊維を良い塩梅にするそうです。
硬い棒などで叩くと全ての筋繊維が壊れてしまうのでNGとのこと
ご主人の笑顔、人柄が心地よい
2杯目ビール頼み
銀杏が
そして
左 伊勢湾のサワラ熟成させ燻製に
右 長崎産 サバ
美味也
ノドグロをシャリと
三河産 本ミル貝
噛み締めるほどの弾力と甘味
豊潤なる知多の海のミネラルを味わいながら・・・
カツオ
軽く燻されたネットリ感絶妙のカツオ
口内から喉、胃袋までカツオの薫りが・・・
そして、ニギリ
当日は親方、ご主人が
「地物を楽しみにしてお越し頂いたと思うのですが、先の台風21号の影響で中々市場に良い地物の魚が出なくて申し訳ありません。」
と
ニギリ始まります。
日本酒 義侠二合
三河産 天然車海老
知多の名物 渡り蟹
蟹は渡り蟹が一番美味✨
対馬 アナゴ焼き
香ばしい皮目と脂のノリと塩、山葵のバランスとシャリ
美味也
サバ ひと手間かけて
シャリ断面ご覧ください
コレが良い鮨屋のシャリなんです
シャリとシャリとの密度、固さ、口に入れた瞬間のバラけ具合と噛み締めるほどの米の旨味の相乗効果
対馬 アナゴ蒸し
ネギトロを手渡しで
そして
干瓢(かんぴょう)
で〆
最後は赤出汁
ご主人の気さくながらも、職人としての熟練された技術
色々な地物の話や、日本国内で他の鮨屋に出かけて、勉強されている姿
また良い店と出逢えました
ビール4杯
日本酒3合
お任せ15,000円
今宵も楽しゅうございました✨
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