ギア

まだこの世界を知らない三浦桃香プロ

 

私をサポートしてくれているキャップのロゴにある「K」(チュース)

伝説のスキーダウンヒラー、ラッセ・チュースが立ち上げたブランドである

この間、岡山絵里プロが優勝していた時に着ていたウェアでもある

スキーウェアでの通気性や伸縮性をゴルフウェアに取り入れ、展開している

私はゴルフよりスキー経験のほうが長く、用具には敏感である

スキーと言えば、板と自分をつなぐのはスキーブーツであり、足裏感覚である

その際に重要になるのが靴のインソール

女子プロのゴルフシューズの履き方をみると、見るからにユルユルでこっちが心配になってしまう。

倉本プロもスキーをやっていることもあるのか、ゴルフシューズまでインソールにはこだわっている

同じメーカー(フットジョイ)のシューズでも形、靴底の厚さによってインソールを替えている

三浦プロは細めなので、シューズの中で足がぐらついているのが気になっていた

シダスの勧めもあり、インソールを作ることに気を傾けてくれた

まずは足の形取り

そのあとはチューブみたいのに乗って足の凹凸をとる

片足で立ったりして、体重のかかる場所をチャックし、微調整

最後はそのチューブに石膏を流し込み、インソールを作っていく

はい、出来上がり!

これによって足の疲れ、怪我を軽減できると思う

シーズンを戦う上で、ツアープロには大切になっていくことである

もしかしたら飛距離も力が逃げないから伸びるかもしれない

三浦プロに履いたあとに感想を聞いてみると、

「あっ!インソール入れてるの忘れていた〰」

それは違和感なく履けた!ということを意味しているのか、はたまたゴルフに集中していたのか、もしくは単なる天然か!

私もこのニチレイの3日間でつかまねばならない

結構な難題にことが予想される(笑)

なぜって!?

私47歳!

プロ19歳!

プロに「インスタグラムのストーリーしてますか?」

と聞かれ、

私「なんの話?」

と答えた私

三浦プロにとっても

「このオヤジ、難問だ!」

と思っているに違いない

 

 

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ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。