内田眞樹さんにたくさん撮って頂いた写真の中でも、特に印象的たったのはやっぱりこれかな。
塚田陽亮選手の初優勝が決まった直後です。
この瞬間の気持ちはおそらく一生忘れない。
眞樹さんは特別な存在でした。
試合中に会うといつもアイコンタクトしてくれた。
選手やキャディの事を誰よりも理解してくれていた。
ある試合で僕がとても苦しかった時、それを察してか、すれ違う時に僕にしか聞こえない声で、
「梅ちゃんがんばれ」
って声をかけてくれた。
この前のオフには、菊川カントリーでの僕の企画にわざわざ東京から参加しに来てくれました。
眞樹さんに認められてこそ、初めて一人前のキャディだと思っていたので、必死に走り続けてきたんです。
眞樹さん。
死ぬとか無しですよ。
今からでもいいから、いつもみたいに
「冗談だよ、ビックリした?」
って帰ってきて下さいよ。
ちょっと今、しんどいです。
眞樹さんがいないと思う事がしんどくてしんどくて仕方ない。
眞樹さん。
眞樹さんのご冥福をお祈りするのには、僕にはまだまだ時間が必要です。
認められないし、認めたくない。
ズルいよ、眞樹さん・・・
この写真、つい最近撮ったばかりじゃないですか。
ダメだって、死んだら。
お願いですから帰ってきて下さい。
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