JPDA ドラコンプロの小林です!!
先週の記事で、『1週間でドラコンツアー3勝!? 発売前のぶっ飛びドライバー!!』っていうことで、いいね!!が200を超えたら、なんで飛距離が出るドライバーなのか?の記事書きますねーーってやったのですが、なんといいね!!が「404」(6.27時点)もあったので、みなさんとのお約束通り、ドライバー特集です◎
ESTIVANT GOLF社の『ES 460D』
小林は、最大限の飛距離を求めるドラコンプロとして、飛ばなくて曲がるクラブは絶対に使わないですからね!!
小林はESTIVANT GOLFさんからクラブを提供していただいているということもあって、今回この記事を書くにあたって、直接、開発設計したクラブデザイナーの松谷伸次さんに普段は聞くことができないことを聞きまくりました!!
話を聞いていると、今までに世界にない技術を駆使していて、いくつもの特許として申請しているのだとか!!
そのうちの少しだけ、記事にしてもいいって部分だけお伝えしますね◎
小林:なんでそんなに飛距離が出るんですか?最初に打った時は、高い響く音がして高反発クラブなんじゃないか!?って思いましたよ。笑
松谷:まず、大事なことは『ボールの初速』を高めること。構想から製品化まで2年以上かかったね。あと、音が高く響く=高反発ってのは、本当にナンセンス。「ポコッ」ってインパクト音は、飛んでいても飛んでない気がしなくなるからね。
※音量を大きくして、聴いてもらえると、キレイに聞こえますよ
小林:でも、ヘッドでどうやったら、『ボールの初速』を速くすることができるんですか??
松谷:このクラウンの凹凸はデザインっていうわけではなくて、凹凸を入れると通常のドライバーより約1.5倍の強度が出て、インパクト時のエネルギー伝達量を大幅に上げることができたんだ。簡単に言ったら、普通のクラブでは、ロスしていたエネルギーも、ボールにきちんと伝えることができているから、ボール初速が上がっているんだよ。
小林:へぇー、じゃあクラウンのデザインがあるから飛距離を伸ばせるんですね。前使ってたクラブより、ボールが高く上がって綺麗な放物線で飛んでいくのも秘密があるんですか!?
松谷:クラウンの凹凸でとても硬くなっていて、ソール側はシンプルな形。インパクト時にソール側がたわんで、インパクト時に押し返すから、インパクト時にボールが適度に潰れて、打ち出しが高くなって、ボール初速にも繋がるんだよ。
小林:トランポリンみたいに反動を使って飛ばしているんですね!!飛ぶ理由はわかったのですが、大会やラウンドで、ボールが曲がらないから安心して打てるんですけど、そこももしかして…
松谷:そう!!飛んで曲がらない!!ってまさに理想的なヘッドじゃない!?曲がり方に関してはとことんロボットテストして模索したよ。スコアラインに角度をつけた特殊なミーリング加工してサイドスピンを抑えたり、クラウンの凹凸によるボディの強度で、芯を外して打ってもギア効果がよりスムーズに働いて、まっすぐ飛ぶように考えているんだよ。
小林:ヘッド作りってめっちゃ大変なんですね。この流れだと、僕が今使っているシャフトも飛距離にめっちゃ関係するんですよね!?
松谷:もちろん!!『MAVERICQ』はそのプレイヤーに合わせてヘッドスピードを3m/s上げるために作ったからね。ヘッドスピード60m/sくらいの小林プロが使っているシャフトは、一般的にRとかSRくらいの柔らかさだもんね。
ただ柔らかいだけだったら、当たり負けしたり、インパクトでしなり戻りしないんだよ!!
小林:昔はヘッドスピードが早いから、硬いシャフトを使わないといけないって言われていたので、XXX(トリプルエックス)とか、めっちゃ硬いシャフトを使っていました
松谷:ヘッドスピードが速いから硬いシャフトっていうのはツアープロの逆算の飛ばし方って言われるところ。ドラコンプロとツアープロの違いは下の表を見たらわかるよ。
ツアープロは、コースによって、ドローとフェードを打ち分けるために、重くて硬いシャフトを使っているって話を聞いたことがあります!!
それは、アマチュアゴルファーの方にも、同じことが言えるね。基本的には持ち球で攻めるからね。
まっすぐ正確に、飛距離を出すためのたくさんの技術が詰まっているんだなって◎
「スポともGC」を見たって入れてもらえるとありがたいそうです
今週は、『ドラコンプロの逆算!? 持ち球で飛ばす超飛距離系ドライバー!!』についてお伝えしました。
来週は、『自宅でできる飛距離アップドリル』について、お伝えしますね
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毎週水曜日の朝7:00に投稿いたしますので、楽しみにお待ちください!
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