先日は、和歌山のゴルフ場に行っておりました。
桜もちらほら咲く時期ですが、この頃からコース管理の仕事は忙しくなって来ます。
今日はフェアウェイの「更新作業」をお話します。
皆さんは、ゴルフ場のフェアウェイにこんな跡を見たこと無いですか?
筋が入っていますよね!
これはフェアウェイに「バーチカル」と言う作業をした跡です。
バーチカルを大辞林で調べたら「垂直な面や線」らしいです。
確かに垂直な線と面(^^)
何故こんな事をするのかですよね!
理由は沢山有りますが大きくは3つです。
先ず、日本のフェアウェイの芝生は基本和芝です。
まぁ「野芝」も在れば「高麗芝」も在ります。
和芝の場合はランナーと言う地下に潜ってる「匍匐茎」と言う物で成り立っています。
一つ目の理由は、このランナーを切る事です。
切った所から又芽を出させて新な株を作り、より芝密度を高める為です。
2つ目の理由は、土を掻き出す事です。
この作業で、2つの効果が有ります。
まず、動画で御覧下さい。
凄い勢いでしょ?
2つとは、「土壌の泥」と「サッチ」と言われてる、分解しない芝の刈粕を出しているんです。
この作業を行うと雨が降っても水溜まりの少ない、又轍などの泥跳ねなどの無いフェアウェイが出来上がります。
深さは約1.5センチ
500円玉が2.65センチですから、良い感じに筋が入りました。
本当はもう少し深くても良いのですが、これ以上は機械が壊れます(笑)
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