今週の男子ツアーは「Panasonicオープンチャンピオンシップ」。舞台は大阪・泉ヶ丘カントリークラブです。
一昨年には関西オープンが開催されましたが、そのときに使用されなかった9ホールがバックナインになり、新しい戦いが見られそうです。
それではいつものように気になるホールを見ていきましょう。
No.11 487ヤード PAR4


大きく右に曲がるドッグレッグのPAR4。
ティーショットは風向きだけでなく縦距離も意識してターゲットを決めないと、簡単にラフに捕まってしまいます。2打目は200ヤードほど残るでしょう。
グリーンは2段グリーン。ピンと同じ面にボールを乗せられないと、アプローチもパッティングも難易度が急上昇します。しかも泉ヶ丘のほとんどの2段グリーンは「上に上がったあと微妙に少し下る」という独特の傾斜があり、下からのパットは距離感を合わせづらいでしょう。難しいPAR4の1つであり、このホールをどう切り抜けるかが流れを左右しそうです。
No.18 565ヤード PAR5


最終ホールも右ドッグレッグ。
ティーショットは左サイド狙い。センターから右に行くと2オンは厳しくなり、刻む選択になるでしょう。刻む場合は、エッジまで残り50ヤードあたりまで運びたいところです。

グリーンは横長で縦幅が少なく、しかも軽い打ち上げ。泉ヶ丘特有の「奥に下っている形状」もあり、右奥・左奥ともにラフからのショットになると難易度が上がります。飛距離がある選手だけが有利なわけではなく、ラフから強引に狙うのか、割り切って3打目勝負に徹するのか、その判断力が問われるホールになるでしょう。
今週は深いラフの場所が多く、ティーショットの精度が勝負のカギ。
ただしフェアウェイを捉えればグリーンは止まりやすく、バーディーチャンスにつなげられる場面も多いハズ。
となれば今週もスコアの伸ばし合いになる可能性が。とにかく今週はフェアウェイキープがカギになりそうです❗️
