ツアー

最終予選会

今シーズンの日程 ほぼ終了

男子最終予選会では、知人の息子さん、小斉平優和プロが今年から優勝者に与えられる200万円を目指したが6位に終わった。

とは言っても、約190名で争われるファイナルで立派なもの!

アジアンツアーで腕を磨いていただけのことはある

2005年、倉本プロとアメリカシニアツアー予選会受けたときのことである

倉本プロは史上初、アメリカレギュラーツアー予選会、シニアツアー予選会を両方とも1位で通過したプロである

最後は見事なベタピンバーディー上がり!

6日間終わって言った言葉は、

「バーディーで上がれば1位だと思ったから狙った」

二言目には、

「1位になると賞金500万なんだよね~」

最後にあのショットをして、更にmoneyを考えているとはプロらしい

あの予選会、アメリカ特有のサンターナウィンドという風が6日間すべて吹き荒れ、350ヤード先の池に5woodで打って入った!

私はいまだにあれ以上の風に巡りあったことはない!

倉本プロのその風の中でもボールをコントロールする技術、いまでも目に焼き付いている

今年の女子最終予選会では諸見里プロを担がせてもらった

諸見里プロにはいろいろな思い入れがあり、2009年ゴルフ5レディースでキャディを初めてさせてもらった時、最終日早朝、甥っ子が産まれた。

めでたい日に優勝を誓いスタート

そうしたら優勝してくれた諸見里プロ

他にいろんな恩があるので予選会のキャディをさせてもらった

3日目に武器のパットが冴えず叩いてしまったが、逆に最終日はアンダーでまくるしかない状況になった!

そこで諸見里プロの本領発揮

最終日スタートホールでチップインバーディー!

8番ホールでもチップイン!

この土壇場でチップインが2つ

普通はできない

それをするのが諸見里プロ

しかしながら後半は伸ばせず68位

前半出場権を逃してしまった

来年はスポンサー推薦が中心の出場になると思うが、なんて言ったって9ホール最小記録を持つ女子プロ

スタートから7連続バーディー、その次はイーグル!

あり得ない!

「27」

これからも期待してるし、応援してます

 

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。