ツアー

TOTOレディースクラシックの練習ラウンド

アメリカツアー選手 43人

日本ツアー選手 35人

で争われるUSPGAの試合

TOTOクラシック

全員で78人しか出ていないので、練習ラウンドの時間とか予約せず、勝手に行きたい時にコースに出て!

という感じのアメリカタイムが流れる

「沖縄タイム」という言葉があるように、今回の空気感は新垣比菜プロにはピッタリ

ゆっくりと午後から練習ラウンドに出る

ゆっくりとか言いつつもアメリカツアーデビュー戦

私のアメリカツアーで経験した事を出来るだけ伝えねば…

練習ラウンド中少し私がモタモタしていると、マイペースな新垣プロは、コースをスタスタ先に歩いていってしまう

後ろから見るとその光景が、世界のトップに向かう道のように、どこまでも果しなく続くフェアウェイを踏み締めながら歩くプロに見えた

ボールの所に着いても、キャディはいつか来るだろー!と一度も振り返ることなくじっと待つ新垣プロ

こんな前後に誰もいない練習ラウンドの光景、日本ではなかなかない

私もそのような光景を見ながらいつものポジションへ

やはりキャディバックがあると落ち着くいつもの光景

新垣プロに、「1人で歩いていて変だったよ!」と私の撮った写真を見せると、

「こんなの中々なーい!」

「この写真に一言つけると何ですかねー?」

との問いに私は、

「ひとりぼっち!?」

いや、ここはアメリカツアーなので、

「Alone!」

こちらの響きのほうがシックリくるかな!?

 

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。