ツアー

全米オープンとは、メジャーとは、世界とは?

 

星野陸也プロとの全米オープン2日目終了しました。

残念ながら予選通過なりませんでした。

全米オープンの雰囲気

メジャーのコースセッティング

出場選手のレベルの高さ

全てが未体験でした。

開催コースのシネコックヒルズ、、、距離の長さが難易度に繋がる事は感じません。

しかし、日本のゴルフ場の様にグリーン周りやフェアウェイ曲げても受けてるから良い所、打てる所にキックするなどは皆無です。

一面、ヒース生茂る、何万人入る広大なシネコックヒルズ

日本の様な木々や目に見える形での分かりやすいドッグレッグない為に、風に対し、打ちたい球に対し、地面の硬さを考えクラブチョイスしてティーショットやセカンドショットを打たなければならない、絶対的な想像力を必要とされます。

日本の選手は飛距離不足と言いますが、違います。

ターゲット描きにくいのを、自分の脳内でターゲット描きイメージして、そこにショットするチカラだと思いました。

しかし、それを必要とするゴルフ場は日本にありません。

海外の選手も、おそらく最初から出来た訳ではないと思います。環境が選手を作り、習うより慣れろ、この言葉に集約されると思います。

良いスィングするのがゴルフではなく、スコアに拘り、自分の極限にイマジネーション高めて試合で発揮するのがゴルフだと痛いほど感じました。

小平プロはアメリカで今後も試合に出場し、間違いなくマネージメントやショット、ショートゲームなどドンドン習得し世界的な選手になると思います。

今回世界の檜舞台に初めて立った星野陸也プロ、秋吉翔太プロは色々感じるものがあったと思います。

グリーンなども、日本の様にナイスパットしたら入る様な綺麗なグリーンではありません。

何種類かの芝も混ざったり、午後スタートですとカナリ荒れてくるグリーンです。

しかし予選通過する選手は、嫌な2〜4㍍の距離を渋とく入れてくるんです。

2日目終了して首位の世界ランキングNo.1のD・ジョンソンプロの練習見ていると、ドライバーやアイアンより、トラックマン使い100ヤード近辺のショットばかり練習していました。

D・ジョンソンプロ、練習グリーンでは、ずーっと2㍍のストレートラインを練習していました。

グリーン上では、練習方法選手によりマチマチでした。

あと、あまりにもグリーン周りやグリーンが違い過ぎます。

星野陸也プロのアプローチ練習

大事なのは、毎年打ちのめされても毎年毎年、この場所に来ることだと思います。

谷口徹プロや藤田寛之プロも、そうだった様に何度も何度も打ちのめされても立ち上がり、挑戦する大事さ

星野陸也プロ、飛距離では全く世界のトップランクと遜色ないです。

しかし絶対的やパワー、アップが必要だとも思いました。

パワーは、単に飛距離だけではありません。

4日間戦えるパワー

風景や情景、雰囲気にヤラレない心のパワー

大地踏みしめる下半身のパワー

ボギー、ボギー、ボギー来ても前向き堂々とフェアウェイ歩けるパワー

星野陸也プロ、僕もタダでは絶対に帰りません。

陸也プロは絶対に素晴らしい、近い将来全米オープンでも活躍する選手になります。

あと2日、ミッチリこの雰囲気中で練習し、色々考えて勉強し帰国したいと思います。

何度も言いますが、タダでは帰りません。

応援して頂いた日本の皆様、ありがとうございました!

出口 慎一郎

 

 

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ABOUT ME
出口 慎一郎
「いでぐち」と読みます。 1983年長崎県五島列島生まれ。 2011年ツアーキャディの道へ・・・約30人の選手のバッグを担ぎ、2017年はISPSハンダ マッチプレー選手権で片山晋呉プロ、マイナビABCチャンピオンシップでは小鯛竜也プロキャディとして初優勝、2勝目をあげる。 2019年度も昨年同様に星野陸也プロとコンビを組む。