プライベート

日本オープンゴルフの芝

 

日本オープンゴルフ

岐阜関カントリークラブでメジャーが行われたのは、2009年日本女子プロ以来

この年、2グリーンから1グリーンになり御披露目され優勝したのが諸見里しのぶプロ

練習ラウンドから用意してくれた私のキャディロッカーを開けるとなんだか見たことがあるプロのサイン

私もキャディをさせてもらったことのある
「下村真由美プロ」
の分かりやすいサイン

このコースの女子プロで有名なのが、解説でお馴染みの森口祐子さんである

今回のオープンも私のプロは雨に降られ、ハズレ組スタートだった

5ホールくらい強い雨が降った時、一気にスコアを落とすIJジャンプロ

またもや、ドライバースプーンで打って届かないPar4でボギー

ラフに入れると雨で湿った芝は重みを増す

長さも練習ラウンドからドンドン成長しているような気がする

 

練習ラウンドの2番ホールで、スタートの早い組は朝陽の逆光でピンが見えないと心配していたのをよそに、ほとんど太陽の陽を浴びることはなかった

 

Par70の長いセッティングは、フェアウェイは転がらない、ラフは飛ばないで更に難易度を増す

スコアが悪くなりだしたら止まらない

ラフが長いところと短い所の差が激しいせいか、グリーン周りの芝は少し痛みだしているところがある

そこはまたコース管理の出番

 

グリーン周りをゆっくり歩き、背中に背負ったタンクを左手でシュポシュポしながらスプレーで染めていく

 

コースは仕上がり、あとはメジャーにふさわしいプレーとカメラワーク

こうしてお茶の間の皆様に、日本オープンというゴルフの面白さが伝わっていくことでしょう

私もまた、すぽともを通してレアな情報をお茶の間の皆様に伝えていきたいと思います

 

 

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ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。