プライベート

ベントグリーンの管理の違い パート2

 

昨日は関東と関西のグリーン肥培管理の違いをお話しました。

 

葉っぱの色合い以外に違うことは窒素量は芽の数に比例して来るのではないでしょうか?

 

 

昨日もお話しましたが、窒素は葉肥と言い葉っぱには欠かせない肥料です。
土壌にも当然窒素成分はありますから、土壌の状態と相談しながらですが、それなりには窒素の量は必要です。

 

 

私はABCゴルフ倶楽部でトーナメントに携わり、ここでの指令として14ft以上のスピードを出すことでした。

 

昔はグリーンのスピードを出すためには窒素を切って伸びない様にして短くカットして…が当たり前でしたが、それでは芽数は増えませんから色は黄色くなるし、12ft出すのが関の山でした。

 

 

黄色くなれば速いグリーンには見えますが見せかけだけのグリーンになってしまいます。

 

窒素を適度に与えて、しっかりとした芝管理を行えば芽数も増えて見た目以上に速いグリーンに仕上がります。

 

 

そうすれば必然にベントグリーンに芝目は無くなると私は思います。
薄い色合いのグリーン=芝目の有るグリーンと言っても過言では無いかも知れませんね?

 

 


▼スポともGC通信がアプリで読めます!
アプリのダウンロードは→こちら

 

ABOUT ME
グリーンシステム株式会社
私たちは芝一本、一本が持つ自然本来の治癒力、生命力を引き出せるターフ作り、ターフ管理を行っております。 このターフ品質の向上がより良いコンディションを提供することになり、プレーヤーに満足いただけるコースづくりにつながります。