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スポともGCをご覧の皆さま、お久しぶりです。

都内のとあるゴルフショップ店主です☆

前回のクラブセッティング紹介も評判良かったようですが、今回は私の仕事ぶりをご紹介します。

 

画像はコンポーネントブランド界の王様、エポンゴルフさんから届いたヘッドパーツです。

意外とこういった感じで届きます笑

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袋の中はこんな感じ☆

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小さい箱にはAF-105という460ccの本格派ドライバー。

1番人気のヘッドです。

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そして長方形の箱にはアイアン。

AF-503というフェースにバネ鋼を用いたポケットキャビティ。

ボディ部分は軟鉄素材の鍛造製法なのでネック調整も問題なく出来る大人気モデル。

当店ではブッチギリの1番人気です\(^o^)/

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今回はアイアンからご紹介しましょう。

まずはスペック計測とお掃除から。

届いた状態だとフェース部分にシールが貼ってありますが、ヘッドウェイトや個別の管理用QRコードが印字されています。

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キチンとしたヘッドウェイトを測らないとなりませんから、このシールは剥がします。

本当ならヘッドに掛かってるシュリンクも剥がしたいんですが、細かい傷が付いてしまう事もありますし。。。

当店ではお客様からの細かなご要望がない限り、シュリンクは剥がしません。

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次に、ノギスでホーゼルの深さを計測します。

コレはソケットを打ち込む際に必要なんです。

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コレは30.71㎜でしたが、全番手計測します。

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次にヘッドウェイト計測。

もちろん0.1g単位で計測します。

ちなみにコレは5番アイアンですね。

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お次はお掃除。

そのお掃除にはアセトンを使いますが、女性はネイルとかで使うのでご存知の方も多いでしょう。

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綿棒にアセトンを付けてホーゼル内部をゴシゴシ。

あ、この前にリーマーやワイヤーブラシで錆などを落とします。

画像忘れちゃった。。。

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次はシャフト選定☆

うーんと。。。コレは6セット分かな??

この中からヘッドに最適な6本を選定します。

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あ、そうそう。

シャフトは日本シャフトさんのModus 3 TOUR105 Sフレックス。

今後の主流になるかもしれない軽硬シャフト☆

特にエポンのようにちょっと重めヘッドとの相性バツグンです\(^o^)/

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まずはウェイト計測と検品。

36本やるだけで相当な時間。。。汗

つっても1セット作ったらまた補充するのでいっぺんにやる事は殆どありません。

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最高の7本(5〜9.P.A)を探し出しました☆

ヘッドウェイトに合わせてますので、バランスも総重量もほぼ狙い通りに仕上がります。

 

ちなみにコレは、ウチのように数え切れないくらい同じクラブを組み付けてるお店の特権?ですかね。

「クセ」が分かってるので☆

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次は先端をペーパーで粗して接着強度を高めます。

と、ともに接着直前にはアセトンで油分を完全除去。

これを怠るとヘッドが抜けてしまうといったあり得ないアクシデントにつながりますし、非常に危険なことなので大切なことです。

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次はソケット。

今回は黒ベースにラメ入りのピンクを使います。

あまり多くはありませんが、人気クラブですので他の方との差別化を図る意味でも重要な拘り部分ですかね。

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ソケットを打ち込みますが、この道具が必要になります。

基本的には全番手同じ深さにしますが、タイトリストの一部のクラブの場合、ネック長さとホーゼル深さが7番と8番を境に変わりますのでそこは変えないとなりません。

そして深さを余らせ過ぎると接着剤の量が足りずに音鳴りやビビリ音の要因になりますので注意が必要です。

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で、こんな感じ。

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次は仕上げる長さにカットします。

当店では60度計測法という現在のポピュラーな計測方法です。

お店によって計測方法も計測箇所も違いますから、、、違うお店で何かをする場合は現状チェックが必須です。

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はい、カット後。

断面も綺麗ですね☆

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次は接着なんですが。。。

実はその前に色々とやってます。

仮バランスを測ったりシャフトの接着向きの調整などなど。

なんですが、あまりお客様が細かく知らなくていい部分かな??と思いますので割愛します笑

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接着剤はA剤とB剤の2液混合タイプ。

オーソドックスなY610というタイプのモノを使用しています。

早さがウリ?のお店では、もっと早く乾燥する速乾タイプを使ってるかもしれません。

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接着☆

ここで大事なのは「真っ直ぐに挿す」ことです。

はっきり言ってこれ以外はたいして重要じゃないかもしれません。

それほど大切な事ですし、非常に技術の必要なことです。

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iPhoneだとひん曲がって見えますね。

ちゃんと真っ直ぐに挿して、真っ直ぐな状態をキープしてマスキングして乾燥します。

この時に斜めに立て掛けて乾燥したりすると、曲がってしまう恐れがありますので注意が必要です。

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でもって乾燥後にロフト、ライをチェック。

まぁエポンくらいの精度だと真っ直ぐに挿せばほとんどカタログ通りです。

だし、1度以上曲げる場合は長さ計測前に曲げてから計測、カットします。

60度計測法の性格上、長さが変わる場合がありますのとバランスが変わりますのでココも重要です。

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次はソケットを仕上げます。

ちなみに殆どの場合がこうやって少し大きめのソケットを用いて、乾燥後に外径に合わせて仕上げていきます。

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わかりますかね??

この画像で言うと上部だけ削ってホーゼル外径に合わせてます。

全体的に削るお店もありますが、私はこの形状が好きなので。。。拘り部分です。

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仕上げもアセトンを使います。

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ティッシュにアセトンを含ませてソケットを磨きます。

ソケットに急激な角度が付くと細く弱いイメージになってしまうのと、最近のアイアンはトップブレードも厚めのタイプが多いのでバランス良く見えるように。

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それご終わると仮バランス計測してからグリップ選定。

今回使うのはIOMIC X-GRIPピンク。

エンドキャップはバラバラです。

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当店で使う両面テープは日東製。

一般的には伸びないし滑らないので入れ難いと言われています。

なんですがこのテープは薄いのでグリップとシャフトの間に余計な厚みが加わらないので、打感もソリッドになりますし、薄いということはグリップとシャフトがズレてしまうという恐れがほぼ無くなります。

ココは感覚的に鋭い方ですと感じてしまう部分なので、大切にしてます。

と、言いますか僕が嫌なのでコレしか使いません。

 

そして今回は下巻き2回のご依頼ですが、僕は1枚目の余り部分を落とします。

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で、2枚目を腹巻きのようにして強度を上げてます。

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でもって完成☆

綺麗ですね\(^o^)/

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ソケットのピンクとグリップが合ってて自分だけのクラブ!!って感じがより強く感じられます。

愛着も湧きますし、長く可愛がって頂けそうです。

 

と、まあ簡単に言うとこんな感じで出来上がります。

これ以外にも細かな計測等行っておりますが。。。企業秘密な部分もありますので内緒です笑

 

次はドライバー編をお送りします☆

 

ふぅ。

長かった笑

 

 

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