ツアー

ゴルフの聖地、セントアンドリュース

今年の中日クラウンズでI.Jジャンプロのキャディで優勝させてもらっていたが、全英オープン出場がかかっていたツアー選手権宍戸ヒルズでもまた、ジャンプロのキャディをさせてもらっていた。

2日目が終わって単独4位タイ。単独11位に入れば賞金ランキング2位以内でジャンプロと全英オープンに来ることが決まっていた。

しかし最終日の17番ティーショット。そこまで8位タイ。

ドライバーで打った球は、右OBへと流れ、全英オープンへの道が閉ざされた。

 

そして今回、ギャラリーとして辿り着いたセントアンドリュース

試合が見れると思いきや、強風のため中断中!

不運…!?
と思いきや、中にいるスタッフが時間に余裕があったためチケットを用意してくれた。

迷惑が掛からないように自分でチケットを買って入ろうと思っていたが、チケット料金を見て、お言葉に甘えることにした。

1日80ポンド。
日本円にしたら16000円!

4日間見たらいくらになるの?

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更に幸運なことに、試合が止まっているからコースが見放題!

ギャラリーはみんなギャラリープラザに行ってしまっている。

そこでみんなお酒を飲み、これは欲しいと思うクッションまで用意されてゴロゴロダラダラ状態。

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私はその中、ガラガラになったコースをまるでキャディで来たかのような怒涛のコースチェック!

18ホールなのに、グリーンが11個しかない理由がやっとわかった!

だってグリーンが100ヤードぐらい横に長い。

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またティーグラウンドの境もない。

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ポットバンカーならぬ、50ヤードくらいのフライパンバーガーもある。

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風で飛ばされてきたポテトチップスの袋も、この全英のバンカーにはまったら出られない。

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そして皆さんがイメージする全英のラフ

穂がゴルフボールぐらいある

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ギャラリーなのに、こんなに写真がいろんなアングルで堂々と撮れるのは気持ちいい!

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ゴルフの神、風の神、ありがとう!

オーマイゴッド!!

こんなに写真は撮れたのに、入り口のセキュリティゲートで取り上げられたセル棒!

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これからは無人飛行機ドローンも危険だが、この自撮り棒も危険な存在だ!

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。